音楽 フカンしてチンシせよッ。
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を、ストーンズがEMI を去るらしい。移籍先はUniversal だって。

Rolling Stones Sign Deal With Universal, Leave EMI
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=a36bBEGI0_w4&refer=home

EMI との付き合いは20年来だっていうから、よっぽど気に食わないことでもあったんだろうか。ちょっとググったところによると、ストーンズだけでなく、Radiohead、Paul McCartney、Coldplay、Robbie Williams なんていうドル箱(&ポンド箱?)アーティストも最近同レーベルを離れていったらしいですね。

で、EMI 自身は昨年Terra Firma Capital Partners なんていう投資会社に身売りをしとる。社内のリストラもやっとるらしいね。

EMI was bought by Terra Firma Capital Partners last year, and the private equity firm announced plans Tuesday to cut as many as 2,000 jobs, about a third of the company's work force, in a restructuring aimed at countering plummeting CD revenue and saving $400 million a year.


"Rolling Stones take a step away from EMI"



これはまぁ、既存の音楽産業のビジネスモデルが揺らいでいる象徴的事件なんでしょうな。そろそろM&Aして規模を確保しないとしないとやってけない、という。上記アーティスト移籍の理由ははっきり書いてないけど、恐らくリストラの一環でギャランティー減らされたりとかしたんんじゃなかろうか。

こういうスタープレーヤーの逸脱によって経営に痛手を食うというのは一般の会社でもあってですね。重要な役割あるいは属人性の強い業務を担当している人が辞めちゃうと、途端に一部のサービスが立ち行かなくなったり、売上が減ったりもするのです。本来、企業はこういうスターに対して相応の報酬で報いるべきなんだけど、バカな会社ほど「アイツはできる」かどで次々と仕事を担当させたりするんだな。で、当の本人は最初頑張るんだけど、そのうち重荷に耐え切れず、待遇も改善されないから辞めてっちゃう、と。

結局、従業員満足度の低い会社からは有能な人間は離れていき、後には使えねー人間だけが残る。本当は有能な人間をとどめ、使えねーヤツを使えるヤツにする仕組みを構築して体力を強化すべきなんだけど、多くの企業は、

見事に(゚д゚)!

見事に(゚д゚)!

見事に(゚д゚)!

逆をやっとる。

長期的な発展継続のためには何に対して投資すべきかという視点がスッポリ抜け落ち、目先の売上や利益を伸ばすことしか考えない。スタープレーヤーがいなくなっているのを目の当たりにしても、まだ改善しない。ヘタすると経営と現場が乖離しているもんだから、スターがいなくなったことすら経営陣が気づかない。

アホか、と思う。


EMI つぅ会社の内情は全く知らんけど、身売りの話なんかを聞くと従業員満足度なんかは高くないのかな、という気もする。でも、辛いときこそどれだけ従業員のことを気遣えるかというのは、ある意味企業の度量だと思うぞ。

NH@お世辞にもスターぢゃないけどそんな構造がアホくさくなったのサ



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Joy Divisionのボーカリスト、Ian Curtisの自伝的映画がDVD化されたようです。映画自体は昨年公開されたみたい。知らんかった。公式Webサイトができてますな。

 CONTROL OFFICIAL MOVIE WEB SITE

監督のanton corbijnは、U2やDepeche ModeのアルバムカバーやPVを作った写真家/映画監督らしい。ハイハイなるほど・・・という感じ。芸風的には結構スキだ。

 http://www.corbijn.co.uk/

ワタシが初めて聞いたJoy Divisionのアルバムは、多分コレだったと思う。

 
クローサー【コレクターズ・エディション】クローサー【コレクターズ・エディション】
(2008/03/05)
ジョイ・ディヴィジョン

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一曲目の"Atrocity Exhibition"を聞いた時の感想・・・な、なんじゃこりゃ?(゚Д゚)正直なところ、ボーカルがヘッタピつーか、音痴なんである。特に低いメロディの箇所なんぞは完全に調子がはずれている。最初は何がいいんだかよく分からなかった。

ところが、続けて聞いているとコレがね、不思議とハマるのですよ。シンプルなギターリフやドラムのフレーズは元より、Ianの陰気で抑揚の無い声がやたら耳について離れない。いいんだか悪いんだかよく分からんけど、とりあえずもう一度聞いてみっか、という気になる。多分、キモチイイとキモチワルイのぎりぎりのところで、ややキモチイイが勝ってるってとこなんじゃなかろうか。まぁ聞いてごらん。上記アルバムの曲じゃないけど。



ナンか、ポップなんだけどどこかアバンギャルドつうか、メインストリームにハマり切れていない感があって個人的には結構好きなバンド。でもなぜ今コイツら話題になるのかしら?

NH@イヤよイヤよもスキのうち(か?)

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楽曲がどうこうと言うより、存在感自体がいつも気になるアーティストというのが、たまにいる。R.E.M.なんて連中は正にそうである。

今聞いているのはコレ↓。リリースはもう十年前か。

アップアップ
(1998/10/25)
R.E.M.

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アルバム名こそ"UP"なんだけれど、このアルバムリリース前にはマネージャーが代わったり、ドラマーのBill Berryが脱退したり、バンド内は大変だったのです。その混乱を反映してか、全体の曲調はやや控えめというか、ロックな感じが抑えられている感じがする。"Monster"の時みたいに、Peter Backのバリバリに歪ませたRickenbackerの音がしないしね。

ただ、個人的にはしっとりとした曲のほうがMichael Stipeのボーカルが説得力を増す気がするし、テクノっぽいというか、デジタル音を積極的に取り入れようとした"Airportman"みたいな曲もあって面白いと思う。ジャケットもレトロフューチャーな感じでカッコよいし。スマパンの"アドア"といい、R.E.M.の"UP"といい、バンドが混乱してる時期のさまよってる感がワタシは好きなのかもしれん(笑)。

そんな中でも好きな曲は、まずコレ。"At My Most Beautiful"。



女々しいと言われようが、日本人的センチメンタルと言われようが、こういう曲はどうしようもない。抱きしめたいくらいにスキである。

 # ロック色の強い"Monster"でも、一番好きな曲は"Tongue"だったりするし。

次はコレ、"Daysleeper"。こういうカントリーチックな曲も彼らの持ち味だったりします。



こんなに素敵な曲を作る人がいて、その曲を聞ける自由がある。それだけで生きていく理由としては十分なんじゃないか、なんて青クサイことを考えた早春の薄日の中であった。

NH@True Daysleeper

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Napsterで"Guils by association"とゆーアルバムをダウンロードしてみた。つーか、正確にはこのアルバムに入っているJim O'rourkeの"Viva Forever"とゆー曲を落として聴いておる。Amazonには売ってないんでやんの。だもんで、タワレコのリンク↓。試聴あります。

 Guilt By Association

オムニバス形式のアルバムで、Jimの曲はひとつしか入ってないんだけど、コレがいいのだ。非常にメロウで美しいメロディが泣ける。また、ザラッとして太い音で奏でるギターソロが非常に印象的。こういうセンチメンタルな曲は冬の夕方とかにヘッドフォンで聴きたいやね。

ジムは一時期、ワーカホリックではないかと思うくらい働いてましたけど、最近はあまり名前を聞かなくなりましたね。どうも彼は最近の音楽のあり方に関して不満を持っているようで、ユリイカの大友良英特集では、「もう音楽を作らない」なんて発言してます。まぁ実際は作ってんだけど。

ユリイカ 2007年7月臨時増刊号 総特集=大友良英ユリイカ 2007年7月臨時増刊号 総特集=大友良英
(2007/07)
不明

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彼の不満の原因はMP3やiPodなんかの氾濫だそうです。彼や大友に言わすと、MP3の音質なんて聴くに耐えないんですと。まぁ音響派というか、ノイズミュージック系の人だったらそうでしょうね。デジタル音楽なんてのはあるレベル以下 / 以上の音情報をバッサリ切り捨ててしまったようなモンですから。また、音楽家一般にとってもデジタル音楽に関してはいまだに抵抗のある人もいるでしょう。

ただね、ワタシ個人としては、彼らにとっての「音楽」とiPodなんかで聴く「音楽」とは同音異義語である気がするのですよ。同じ名前はついているけれど、内実はまったく別のもの、ということね。彼らにとってMP3はいわば音楽の搾りカスみたいなものなのだろうけど、搾りカスレベルのもので事足りる場面というのも実際には多いのですな。また、上記のジムの曲の存在をワタシが知ったのも、デジタル音楽配信があったからこそだし。

スナック菓子なんて、体にとって何の栄養にもならないけど、ある種の人たちにとってはどても重要なものですよね。ソレと同じで、MP3やiPodが非常に重要な人々もいるのだ。聴く者のスタンスに適した音楽が用意されていていいのだと思うよ。ただし、じゃがバターの味を「じゃがりこ じゃがバター味」でしか知らないとしたら、ソレはやっぱ悲劇だろ。そういう意味では、ジムの言にも大いに共感するぞ。

しっかし、ユリイカの記事を読むとジムも大友もつくづく職人であるという気がする。道を究めんとする人の言葉を聞くとアタマを鉄槌でブッ叩かれる気がするね。(^^;)ゞ

NH@Jack of all trades



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音楽好きの割りに、ワタシは音楽配信サービスを使ったことが無かった。ところが、最近になってサービスのラインナップも増えてきたし、PCだけでなくケータイでも聴けるようになったし、こないだ紹介したみたいに、音楽SNSみたいなもんも出てきたので、同サービスにもにわかに興味が湧いてきた。

で、近頃イヂってるのがNapster。毎月の定額でファイルDLし放題というサービスである。うむ、結構面白い。何せアルバム全曲DLできるんで、ついつい使っちゃいますね。さほどヘビーな音楽ファンではなくって一曲ごとに課金してほしい人はメリットないと思うけど、「面白そうなモンなら何でも聴きたい」とか「とりあえず流行りモンは押さえときたい」なんて人にはかなり良いかも。

ただしファイルフォーマットが.wmaだったり、iPodなどには転送できなかったり、DLできる曲に制限があったりという短所もあるんですけどね。まぁ月額だろうがファイルごとだろうが、コンテンツそのものに課金するビジネスモデルではどっかしら制限がつきますな。コレを乗り越えるとすれば、last.fmみたいに収益源を(広告など)コンテンツ以外に求める、などのやり方が考えられるんですが・・・コレをラディカルにやろうとすると音楽産業自体が根本的に変わることになるので難しいかなぁ。コンテンツホルダーががっちり版権握ってるでしょうしね。

 # そーゆーガチガチな世界こそブッ壊してみたい気にもなるのだが(笑)。

でも、ネットを通じた配信だとパッケージングとか流通のコスト自体が劇的に下がる訳だから、少なくとも既存のやり方に比べてコンテンツ当たりの利益は低くできますよねぇ?また、同じ収益が上がるならその源泉が何であってもいい訳だし。何か出来そうな気がするな。欲を出さずに知恵を出せ、てなもんや。

てな話はあるのですが、とりあえずイロイロ落としていますよNapster。落としたモンの中から良かったのをご紹介。

まずはコレ。Placebo。
MedsMeds
(2007/01/23)
Placebo

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正直、コイツらって「中途半端なグラムロック」くらいに小馬鹿にしてたんだけど、コレはいいわ。ギターの音とかカッコいいし、捨て曲がない。中でも"Space Monkey"が白眉。こーゆーDepeche Modeチックな「無意味な内省的暗さ」みたいのがワタシは好きだ。ジャケも「リビドー感を漂白してクールにしたフランシス・ベーコン」みたいでヨイ。ちなみにMySpaceで友達になったイタリアの女の子が、以前自分のトップページでかけていたのを聴いて「をっ」と思った曲でもあります。いやぁこーゆー出会いっていいすね。いや、音楽すよ音楽(^^)。

次はコレ。The Fugees。
Greatest HitsGreatest Hits
(2003/04/01)
The Fugees

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ちと古いんだけど、ヒップホップも聴いてみようと思いまして。同じHipHopでも、ワタシはこーゆーリリックがしっかり聴ける、「まったりグルーヴ」で軽くコシが動いてしまうようなのが好きす。"Fu-gee-la"の「u-la-la-la-」ってとこがキャッチーですね。ちなみにコレってLauryn Hillなんだ・・・知らなかった。スンマヘン、ワタシHipHopバージンであります(@_@;)。


P.S. #1
Wikipediaの記事を読んで初めて知ったんですが、PlaceboのMedsは発売前にWebでリークしていたんですってね。でも、リークしていても発売時の売上はソコソコよかったというのは面白いところ。ひよっとすると、MP3なんかを聴くリスナーとCDを買うリスナーはある種のセグメント分けができるのかも?

以下、引用(強調byNH)。

The band's fifth album Meds was leaked over the Internet on January 17, 2006. No details are available on how the album was leaked. The official release date of Meds was March 13, 2006, making the leak almost two months early. The video for the single "Because I Want You" was shot on the 24th of January at Koko in Camden, London. The leak was projected by the band's record label to potentially cause a very dangerous loss of profit upon the albums release, nevertheless in most countries the album debuted relatively well, at #4 in Australia, and #7 in the UK. The second single from Meds was "Infra-Red", it was released on June 19, 2006 in the UK.



P.S. #2
Placeboのドラマーは脱退ですか・・・。ドラムって結構楽曲の要になる割にはよいドラマーってのが少なくって、プロでもアマでもメンバ探しに苦労するみたいですね。The Smashing Pumpkinsなんかも一時期ドラマーのJimmy Chamberlinが脱退して大変だったもんなぁ。で、あまりいい人いないから当時作ったアルバム"Adore"ではドラムマシーンを使ったっていう。コレはコレでよい作品に仕上がっているけれどね。

AdoreAdore
(1998/06/02)
The Smashing Pumpkins

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